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ボスのアイデア帖

メニューの話

頭をリフレッシュするために湯布院に行きました。

露天風呂にのんびりつかり気分最高。 そのあと金鱗湖の近くを散歩していたら、のぼり旗の「ぜんざい」 という字に誘われ入ってみました。 お店の造りは雰囲気も良く、上品でした。 中にはこだわりの「佃煮」も売っていました。 ココ口の中ではぜんざいと決めていたんですが とりあえずメニューを拝見。

このお店のこだわりとは裏腹に、 なんとハデなメニューでしょう。 カラフルでポップ体の文字だらけのメニューにデザイナーの血が・・・

こりゃ~ 手抜きすぎだろ~ お店にとってメニユーこそが、お客さんの購買意欲をかき立てるプレゼンテーションツールなのです。

店内を見回してみると、同じタイプのポップが何力所か貼ってあり、 もうお店の雰囲気は台無しです。しかし、この店だけの話ではありません。メニューに気配りがない店は、本当に多いんです。

料金が変わればマジックで消し…

料理を減らすときは紙を貼る…

ボロボ口になってもちぎれてないからテープでつなぐ…

何の特徴も書いてない料理名…

これはアルマーニのジャケットにジャージとスニーカーを履いているようなもんです。 メニューはお店の顔です。 本当にもてなす気持ちがあるならメニューにも手を抜かずにいいものを作りましょう。 何もお金をいっぱいかけて作る話じゃないですよ! 私はお金をかけるのが好きじゃないから…

料理名を見ただけで味がわからないなら どんな味なのか教えてあげましよう。 こだわりがあるなら、そのこだわる訳を教えてあげましよう。 味も大切でしょう。 その味をもっとおいしくするのが気配りです。 今より、もっとお客さんが喜ぶことを考える。 メニューは体の中の一部だということ…

スーツにスニーカーじゃ格好悪いじゃないですか!

お店にあったメニューを作ることが大事なんです。 もちろんメニューだけバチッ!と決めてもダメです。 メニューはトータルで考える。お金をかけなくても出来るはずですよ。