アイデア発想 のコツ(その1 )
アイデアと言っても、そんな大したアイデアじゃないですからね! 私もいろんな業種の方とお付き合いしてますが、その業界の中に どっぷりと浸かっている人は出来ない理由を語るのがとても上手です。 どうあがいても出来ないという事もあるでしよう。 しかし、どうしたら出来るかを考えた方がお金になります。
以前、勉強会の時に「ひもの屋さん」がいらしてたんです。 そこで質問してみました。 アジの開きなんかは、右半分はみりん味で、左半分は塩味とか できないの?って聞いてみたんです。 これは、単純に一枚で二つの味が楽しめたらいいだろうな~ お客さんも、おみやげに買っていくんじゃないかな~ と思ったからなんですね! ひもの屋のおばちゃんが言うには「ひものはみんな 同じだからどうにもならない」だそうです。 「できません」というのはとっても簡単です。
ここからが成功する人と、成功できない人の差ですよ! できないかもしれないけど、やってみる! もしかしたら、できるかもしれない。 こんなアジの開きがあったら、お客さんはびっくりするだろうな~と、考えて行動するのがプ口の商売人なのです。
小さな街の自転車屋さんはディスカウントストアには価格でも品揃えでも勝てません。 もし学生を対象にするのなら、こんなアイデアはどうでしょうか? 「うちで自転車買ったら学校を卒業するまでパンク修理は無料だよ」と言うのです。 もちろん何回もパンクさせる学生もいるでしよう。 逆にまったくパンクさせない学生もいるはずです。 足して割ればトントンでしょう。 買った後にパンク修理のお金がいらない安心を売れば、お金を出す親は大喜びです。
これで成功するかは知りませんよ! でもね、プ口の商売人はアタマだけで考えないですぐに行動するのです。 お客さんが喜んでくれたらバンバンザイじゃないですか。 ダメだったら止めれば良いんです。
お客さんの「得」を値引き以外で考えてみるのです。 それが新しい発想を生み出す、ひとつのコツです。 お客さんをよろこばせる。 びっくりさせてやる!くらいの意気込みが グッドアイデアを生み出すんですよ!