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社長の名刺物語_その4

この名刺に変えたら家が売れた?

少し前のことです。

なぜか工務店の社長さんからの名刺の注文が、一時期ぐっと増えたことがありました。

「何かあったのかな?」

そう思い、ご注文いただいた方に

「どこでこの名刺を知ってくださったんですか?」

と聞いてみたんです。

すると、こんなお話を聞かせてくださいました。

ある工務店の社長さんが交流会で、

「この名刺に変えたら、家が売れた!」

と話していたそうです。

もちろん、名刺が家を売ってくれるわけではありません。

そんな魔法の名刺があるはずもありません。

でも、その話を聞いた他の工務店の社長さんたちが、

「それなら私も使ってみようかな。」

と注文してくださったそうです。

思わず笑ってしまうようなエピソードですが、実際に工務店さんからのご注文が一気に増えたのは事実でした。

もしかすると、名刺そのものが家を売ったのではなく、自信を持って名刺交換ができるようになったり、会話のきっかけが増えたり、人の印象に残りやすくなったり…。

そんな小さな変化が積み重なって、良いご縁につながったのかもしれません。

縁起担ぎだったとしても、

「この名刺にして良かった。」

そう思っていただけるなら、作り手としてこれ以上うれしいことはありません。

名刺には魔法はありません。

でも、人との出会いを少しだけ楽しくしてくれる力はある。

私は、そんな名刺をこれからも作り続けたいと思っています。